オースティン界隈にて


Howdy!テキサス州都オースティン界隈の情報、生活雑記をお楽しみあれ~
by lifeinaustin

Ft.Davis 西テキサス旅行記 その4

朝食をロッジのレストランで食べたあと、
ビッグベンドでキャンプをする、フォートデイビスという町にある
McDonald Observatoryマクドナルド天文台に行くという予定しかたてずに
オースティンを出発したので、
今日はどうしようかと話し合いました。
一度ロッジに泊まると、テント生活に戻るのは無理と
判断?したわたしたち。
ビッグベンドにも3日滞在したので、
この日はFt.Davisに移動することにしました。

ビッグベンド国立公園を出て西の方角にある、
知人にすすめられたその名もTerlinguaGosttown(テーリングァゴーストタウン)
というゴーストタウンによりました。
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そこにStarLight Theatreという地元では有名なレストランがあるのですが、
夕方5時にならないとお店は開かないので、お店の前で写真をとったあとで
一路118NorthでAlpineをめざします。

ところで、メキシコとの国境に通じる道には
Border Patrol国境警備隊の検問所があります。
初日にビッグベンドに南下していくとき385でもメキシコ側からくる
車はとめられていました。
Alpineに向かう途中、Border Patrolの検問所が見えてきました。
ここでは通行車はすべて止められ、簡単な質問を受けます。
あなたが米国市民なら何の問題もありません。
外国人でもパスポートとビザを提示して、身分証明ができれば問題ありません。
*運転免許証ではだめです。

わたしは今回の旅にはパスポートとグリーンカードの実物を
持っていこうとずっと思っていたのに、旅行前夜なぜか
コピーがあれば代用できるかなと安直に考えを切り替え
実物をもっていなかったのです。
係官にコピーの紙を見せると、実物のカードは持っているのかと聞かれました。
そこで初めて知ったのですが、自分の記録のためにさえ
パスポートやグリーンカードのコピーをとってはいけないんだそうです。
でも結果的に係官はわたしたちが渡したコピーをもとに
わたしの身元を調べに詰め所に行き、戻ってきて
おとがめなしで行ってよいと言ってくれたのです。
結果論ですがコピーをとるのはいけないけど、コピーがわたしの身を
助けたのです。
さもなければ、刑務所行きかあるいは罰金でした。
皆さんはわたしの二の舞にならないよう、テキサスの国境近くへ行く時は、
パスポートと身分証明のビザを必ず所持してください。
*グリーンカードを所持している方は、普段も携帯していなければなりません。

さてこんな一件がありましたが、Alpineでメキシカンの昼食をとり
午後4時にFt.Davisにあるマクドナルド天文台につきました。
*途中にDavis Mountains State Parkがあります。寒いせいか、
RVが泊まっているほかはテントはひとつも見当たりませんでした。
このあたりは夏でも比較的涼しいところのようです。

マクドナルド天文台は、山の頂上にあるので遠くからも建物が見えます。
この天文台は、University of Texas at Austinテキサス大学オースティン校の
研究機関のひとつであり、現在4つの望遠鏡が研究に使われているそうです。 世界で最も大きな望遠鏡のひとつである
Hobby-Eberly Telescopeがあることで有名です。

わたしたちは、
この夜に行われるStar Party Nightsのチケットを購入しました。
この日は昼間は強風で外にいるととても寒かったです。
夜の天体観測会のときには完全防寒で来ようねと相方と誓い合いました。

この日の宿をまだ決めていなかったわたしたちは、
ふたたびFt.Davisの街中へ戻りました。Ft.Davis自体はとても小さな町です。
天文台からは片道20分くらいの距離です。
安いモーテルも教えてもらったのですが、
わたしたちは広場に面して立つ2階建ての古い建物の前でとまりました。
Hotel Limpiaです。
c0017816_6315369.jpg中に1歩足を踏み入れ、わたしは一目でこのホテルが気に入って
しまいました。建物と恋に落ちることってあるんですね。
入ってすぐのこじんまりとした居間(古風にparlorと呼んでいました)。
右手には明々と燃える暖炉の部屋。
年代物のピアノが置かれ、ピアノの上にはセピア色の写真が。
暖炉の手前にはソファがあり、ここでゆったりとくつろげそう。
暖炉の部屋の外側は、ゼラニウムの鉢がおかれた
光が注ぐサンルームがぐるりと奥の出口まで続いています。
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c0017816_644476.jpg1912年にたてられたというホテル・リンピア。
ホテル内のほとんどがアンティーク。
オフシーズンでお客さんがあまり入っておらず、
なんと1晩$69でというオファーです。
*BBのロッジよりお得でした。
じゅうたんがしかれた階段を上がると、
空いている部屋のドアが開け放してあり
どこでも好きな部屋を選んでよいとのこと。
わたしたちの部屋はルーム#24。ベッドが2つ並んだ広々とした部屋。
バスルームにかかるシャワーカーテンや
シンクですら素敵に見えました。

ここでゆっくり旅の疲れをとるために
すぐにでも横になりたいところですが、
うっかりすると寝過ごしてしまいそうで、
ぐっと誘惑に耐え、ホテルオリジナルブレンドの
コーヒーを飲みつつ小1時間を過ごしました。
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ふたたびマクドナルド天文台に向かうべく
夕暮れの道を走ります。くねくねと山道を登ります。
午後7時半、ビジターセンターで
スターナイツパーティーが始まりました。
30分ほどレクチャーがあり、いよいよ外へ。
天文台周辺は闇夜です。懐中電灯がないと歩けません。
夕方まで吹いていた風はやみ、思っていたほど寒くありません。

星が瞬くという表現がありますが、本当です。
何度か星がウィンクするように光っているのが見えました。
よく知られている、オリオン座もその間には無数の星があるのです。
皆さん、肉眼で天の川を見たことがありますか?
わたしは生まれてからこの日まで、これほどの星たちを
自分の目で見る機会がありませんでした。
関東周辺でも天の川がうっすら見えるところがあるそうですが、
たくさんの星で作られた光の帯であることがよくわかりました。
真っ暗な空がキラキラきれいな音楽を奏でているかのように
星がちりばめられています。

望遠鏡では、かに星雲(Crab Nebula)、オリオン大星雲(Orion Nebula)、
ほとんど垂直になっている土星(ちゃんとわっかも見えました)、
アンドロメダ銀河(Andromeda Galaxy)、
M35(ふたご座の散開星団)が見えました。
首が痛くなるほど、ずっと見上げた夜の空。
そこにあるのに見えないものってたくさんあるんですよね。
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by lifeinaustin | 2006-01-27 06:51 | 観光案内
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